生で牛見たらビビった。
こんにちわ。大阪からいたかなやです。
無事帰ってしました!!みなさんご心配ありがとうございます。
北海道は、やっぱり寒かったですね。
拠点は札幌だったんですが、すこし酪農家さんの所に行く機会があったので、
今日はその話。
タイトルにもあるように、
牛を生で見ました。
普通にビビりました。
小学生くらいのときに、乳搾り体験をした事があるのですが、
その時以来でしたので、度肝を抜かれた感じがありました。
僕が、ただただビビっている間に、先輩は牧草をあげていました。
ぺろぺろ手をなめられて、先輩もビビっていました。
でも、牛になめられてもベタベタしないそうですね。
そこの酪農家のご主人さん(顔が少し怖い)が、
『お肌に優しいですよ。』と言っていました。
真顔で言われたので、
冗談なのか、本当なのか、の判断が難しかったです。
なので、とりあえず僕も真顔で愛想笑いをしておきました。
おそらく気持ちは通じたと思います。
その後も、色々興味のあるお話をして下さいました。
乳牛は、決められた時間にご飯をあげて、
決められた時間に乳を搾る事によって、沢山の牛乳を出すそうです。
乳を搾るタイミングは、きっちり12時間サイクルだそうです。
驚いたのは、次の話でした。
ほとんどの酪農家さんは、
このサイクルを徹底するために、
牛を、生まれてから死ぬまで、
この狭い牛舎から出す事は、無いそうなんです。
たまたまですが、僕が訪問させて頂いた酪農家さんは、
牛を放牧をさせていました。
その方が、乳を出す量は減りますが、
おいしい牛乳が、できると言っていました。
良質の牛乳を作るために、良質の牛を作る必要があります。
模様や背中の形などまで、意識して牛を掛け合わせていくそうです。
精子バンクなるものもあるそうです。
カルチャーショックをうけました。
ショックって別に悲しくなったわけでは無いのですが、
「精子バンクってすごいなー」とか
「一生同じ牛舎で何を考えるんだろう」とか思いましたね。
でもねー牛乳だけじゃないですもんね。
生きているものを殺して食べているんです。
食べているくせに、
その殺されるものの気持ちを考えるという方がおかしいですね。
そもそも自然界は、そんなもんです。
強いものが弱いものを殺して食べる。
それが普通です。
人間は、知能が発達し、
他の人の気持ちを考える。と言う事ができるようになりました。
また、食料もスーパーに行けば加工されて売っている時代になりました。
ペットなんかも買うようになりました。
ある部分、人間の自己満足でいいと思うんです。
しかし、自己満足という事を理解していないと、方向性がずれていくと思うんです。
原点を見失うと、とんでもなく間違えた考えをしてしまう可能性があると思うんです。
今回、その原点に少しでも触れる事ができて良かったと思っています。