CM作成の裏側
こんばんわ。いたかなやです。
ご無沙汰しております。
世の中には沢山のCMがあります。
感動するものや、その製品の素晴らしさを伝えるもの。
数秒間の中にドラマがあり、作成者の思いが詰まっています。
限られた時間で作成者は何を伝えたかったのか。
その作成者の思いを考えてみました。
たとえば、このCM。
The all-new Kindle Paperwhite (Japan TV ...
企業側は何を伝えたかったのでしょう。
・デジタルな物という事を忘れてしまう。
・紙みたい
・太陽の下でも普通に読める。
と、この3点が体験者の感想として伝えられています。
加えて僕が注目した点は、なぜ、屋外にこのようなセットを用意したのかという点です。
通りすがりの人に製品を使ってもらうというコンセプトですが、
「僕にとって本を読む時間は現実を忘れられる。」という発言などを見ても、これは明らかに作成者側が用意したサクラでしょう。製品の感想を聞くという設定の中で自分の事を話すのはとても不自然に感じます。
つまり、このセットは、『通りすがりの人が使いやすいと言っている』という事を強調する為に用意したものでは無いような気がするのです。
作成者側が大きく強調したかったのは、
・太陽の下でも読める。
・屋外でもKindle Paperwhiteがあれば、室内のようにくつろげる。
というこの2点でしょう。
個人的には、このCMがすごく好きです。
Kindle Paperwhiteを買えば、毎日がとても楽しくなるような気がするからです。
次にこのCMはどうでしょう。
信和グループTVCM「Mr.提案マン」編 30秒ver - YouTube
企業側は何を伝えたかったのでしょう。
・信和グループは喜びの空間をご提案します。
ということでしょうか。
信和グループの住宅に住む家族を描いたCMでは無く、なぜ、会議室にスポットを当てたのでしょうか。
僕は安易に『ドラマ半沢直樹』人気に便乗したのかなと思いました。
半沢直樹のように頼りになる営業マンが対応してくれれば、いい住宅が見つかりそうですね。
しかし、面白いのは、堺雅人ではなく、片岡愛之助を提案マンに採用した点でしょう。
ドラマでは、片岡愛之助は、金融庁検査官の役をしており、どちらかというと半沢直樹とは敵対するキャラクターです。しかし、そのキャラの濃さから、とても印象の強かったキャラクターでもあります。
これには、ギャラなど大人の事情もあるのかもしれませんが、はじめにこのCMを見た時に感じた、「なんで堺雅人ちゃうねん!笑」という感覚を狙ったのかもしれません。
案の定、僕は信和グループの事を調べ、ここで紹介しているくらいですしね。
自社や、自社の製品の素晴らしさを短いCMで伝えるのには限りがあるのかもしれません。
でも、だからこそ伝えたい!そういう気持ちが見えるCMはとてもすきですね。
今日書いた事は、僕の勝手な想像でしかありませんが、こんな感じでCMを見るのも面白いですよ。
実際、CMを作るのってどんな感じなのでしょう。とても楽しそうなイメージがありますが、それだけでもないのでしょうね。
以上。いたかなやでした。
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