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船長が真っ先に逃げるのは韓国だけじゃなかった。

こんばんわ。いたかなやです。

今日も来ていただいてありがとうございます。



今年の4月に起きた韓国のセウォル号沈没事故は、みなさんの記憶にも新しいのではないでしょうか。

2014年韓国フェリー転覆事故 - Wikipedia

船長が、避難指示や人命救助を十分に行わず、真っ先に非難したことにより、たくさんの命が奪われた痛ましい事故として話題になりました。これにより、韓国人は自分勝手だという報道も少し目に付きました。


しかし、どうやら自分勝手なのは、韓国人だけではなかったようです。
2012年に、イタリアでも同じような事故が起きていたのをみなさんはご存知でしょうか?

コスタ・コンコルディアの座礁事故 - Wikipedia
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セウォル号ほどの死者はでていないようですが、この事故の場合も船長がとるべき行動をとらず真っ先に逃げてしまいました。
韓国と違うのは、逃げた船長がその場で司令官から「戻れ」と罵声を浴びせられたという点でしょう。そのときの通話記録がアップされていました。


「船に戻れ!」 座礁事故船長と警備隊の通話記録

この動画では、穏やかな言葉で翻訳されていますが、実際にはものすごい罵声を浴びせられていたそうです。

フランチェスコ・スケッティーノ船長「現状、船は傾いてます」
イタリア海軍デ・ファルコ(DeFalco)司令官「そんなことはわかってる。船には人が乗ってんだぞ! いいか、みんなはしごから降りてきてる、おまえはそのはしごを反対に登っていけ! 人数確認して報告しろ! わかったか! 赤ちゃんの有無! 女! 救助が要る人数をカテゴリ別に把握してこい!。 スケッティーノ、おまえは自分だけ海から命拾いした気だろうが、これで済むと思うなよ、ひどい目に遭わせてやる! 戻れ、カッツォ(男根、くそったれ)!」
船長「いやいや、私はここからボートによる救助活動を調整しているんですよ」
司令官「なにが調整だ! そんなもん船の上からやれ! これは命令だ! おまえは船を捨てたんだ、ここから先は俺が指揮をとる! 戻れ! わかったな!」
船長「司令官...」
司令官「聞こえないのか!」
船長「いや、行きます」
司令官「だったら行け! で、電話しろ。現場にはうちの救助隊も行ってる」
船長「どこに...」
司令官「船首だ! もう死体も浮いてるって話だぜ」
船長「何体...」
司令官「知るか! それを報告するのがおまえの仕事だろ、この大馬鹿者め!」
船長「しかし、暗くてなんにも見えないんですよ...」
司令官「だからおうちに帰るのか!? 暗くなったからおうちに帰るってか!? いいからハシゴで船首にのぼって人数確認しろ! 何が必要かもな。いけ!」


逃げた船長にブチ切れる海軍...鈴なりの客...イタリア客船事故直後の通話記録と暗視カメラ映像(動画) : ギズモード・ジャパンより


スケッティーノ船長の今後については現在裁判中だそうですが、過失致死罪などすべての罪が適用されると、懲役2500年にもなるそうです。
あたりまえですが、船長の責任は重大ですね。



亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。